イヤなことから距離を置くために、あえてイヤなことリストを作ってみる|暮ら知恵

仕事も学業も、常に何かに追われるのが今の日本社会。僕も例に漏れず日々生まれるタスクを消化することに大半の時間を奪われています。

そんな暮らしをしていて感じるのが、ダラダラしたいなーとか、好きなことしたいけどやる気が起きないなーとか、やりたくないことをして人生つまらないなーとか。

こんなことを考えながら暮らしていると、しんどいですよね。

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暮らしに負荷をかけるTask

息苦しい暮らしになる原因は、日々増加する「タスク(やること)」があります。僕らの暮らしにいつだってついてくるタスクの中には、やりたくない事も存在しています。

息苦しさの原因の一つがやりたくないけどやらなくてはならないタスク。息苦しさを減らすためにはこのタスクを改善する必要があります。

逆転の発想でイヤなことをクリアにする

そこで挑戦してみたのがイヤなことをクリアにすること。自分の息苦しさを減らすためには、まずその原因を明らかにしてピンポイントに対処することが大事だと考えました。

イヤなことをとりあえず吐き出す

方法は簡単。日々の暮らしで自分が息苦しさを感じたことを記録するだけ。

  • A:他部署から横槍が飛んできた。横槍を入れられたくない。
  • B:苦手な上司から飲みに誘われた。行きたくない。
  • C:家事に追われて寝る時間が遅くなった。家事をせずに寝たい。
  • D:大事だと思っていた約束をドタキャンされる。
  • E:遅刻しそうで慌てていたら足の小指を打った

ちょっとあった嫌なことを、嫌なりに記録をし続けます。記録する基準は完全に主観。自分がやりたくないと感じたらとにかく記録をしてみること。それだけでもアウトプットになって意外にスッキリします。

この時点で、Bの経験は「次から勇気を出して断ろう」と思えるかもしれません。そうなれば最高ですよね。

アウトプットのツールはなんでもOK

アナログの手帳でもスマホでもパソコンでもなんでもかいまいません。ただ、後になってどこに書いたかわからなくなるのは避けましょう。

僕はiPhoneのメモ帳を使っています。appleの端末ならどれでも同期されるので見返しやすいのが良いですね。バレットジャーナルを使っていますが、後で見返すのが大変なのでリストは作っていません。

定期的にグルーピングをする

1週間ほど続けてみてください。言い方は違うけど似たような原因ということが出てきているはずです。そんなものはどんどんとグループを作ってみましょう。例えば先ほど挙げた例だとこんな感じになります。

AとBとDは自分以外の人から行動を制限されることつながりでグループになります。

CとEは自分のタイムマネジメントが関係しているのかもしれません。

イヤだと感じる原因を見つける

グルーピングができるようになると、自分がイヤだと感じる原因が掴めるようになります。

今回挙げた5つの場合だと、他人から干渉されることと、時間の見積りが甘いことです。ここまで分かると後は簡単。事前に予防するか、同じ原因から事件が発生した時に対処できるかもしれません。

例えば、他部署に対して先手必勝で交渉をしてるとか、予定を保つためにアラームを使ってみるとかそんなことでOKです。

まとめ

イヤなことリストは、仕事のタスクのように消えていくものではありません。その代わり、仕事のタスクのように積み上がるほど増えるわけでもありません。

自分の中の原因に目を向けると、その原因は案外少ないもの。自分で対処する努力は必要ですが、努力以上に日々の暮らしが確実に楽になりますよ。

他人が関係するものだと、不可抗力があって達成できないこともあるります。まずは、自分の努力だけで改善できることに挑戦してみてはいかがでしょうか。

最後まで読んでくださってありがとうございました。僕のツイッターアカウント(@m_mukogawa)で、このブログの更新をお知らせしています。また、the Letter(武庫川マルタン)でも記事掲載中。ぜひフォローよろしくお願いいたします。

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