手帳はデジタル?アナログ?自分にあった手帳の使い方とは。

学生でも社会人でも物を記録するために使う手帳。今では神の手帳以外にも、スマホの手帳アプリも進化をしています。僕はアナログ手帳派で、一時期はデジタル手帳派に挑戦したものの、結局アナログの手帳を買い直してしまいました。

買ったのはほぼ日手帳weeks。ただ、全てをアナログ手帳で対応せず、今はデジタルとアナログのハイブリット式で手帳を使っています。今回は、デジタルとアナログ、それぞれのメリット・デメリットと、ハイブリッド式の良さ、そして僕の使い方を紹介します。

2021.10.15追記→ほぼ日手帳からバレットジャーナルに切り替えたら、かなりハマりました。

contents

デジタル手帳のメリット

他人と共有できる

Googleカレンダーに入力して、それをtimetreeとiCoudカレンダーに同期させています。

  • チームで共有するべき仕事の予定(例:課内の定例ミーティングなど)
    →共有のカレンダーを作ってそこに入力。
  • 個人で管理するような予定(例:仕事のタスクなど)
    →自分独自のカレンダーに入力
  • 家族に共有するべき予定(例:仕事の休み、知人とのご飯など)
    →自分独自のカレンダーに入力。その後、内容を省いてtimetreeに転記。

僕が使う端末は、iPhone、iPad、iPad mini、Macbook airの4つ。すべてiCloudで同期されているので、普段はicloudのカレンダーアプリを見ています。簡単に必要な人に共有できて、情報が変更されても共有者にもその情報が共有されるのは簡単ですよね。

日時以外の情報も簡単に予定に組み込める

場所、メモ、例えばミーティング相手先の企業サイトなど、1つの予定に関連する様々な情報。これらを簡単に情報を入力できるのもデジタルならではの機能。食事の予定などは地図情報や食べログのURLを追加で情報入力しています。打ち合わせの予定を入れて、その打ち合わせに必要な持ち物があれば、リマインダーとして入力することもあります。

デジタル手帳のデメリット

暮らしの記録(ライフログ)

予定を入れるのは専門のアプリで十二分に活用できます。でも、記録を取る場合は、別にメモアプリを導入するといいた対処が必要になります。iPadではPlanner for iPadというapple pencilで手書き入力に対応した手帳アプリがあります。このアプリを使った時期もありました。

でも、次に紹介する2つめのデメリットの影響で、あまり長く続きませんでした。

フリーハンド

デジタルとフリーハンドの親和性はそれほど高くありません。筆記具としてまともに使えるのはiPadSurfaceくらいではないでしょうか。僕はiPadとapple pencilを持っていますが、使いにくいと感じています。一般的なフィルムだと紙の書き心地には程遠いし、ペーパーライクフィルムにするとディスプレイの美しさが損なわれるし、それなら紙に書いた方が良いと感じてしまいました。

ブルーライトにさらされる

人それぞれかもしれませんが、僕が使いたくない理由は、ブルーライトを気にしているから。

睡眠の質を下げる影響があるので、20時30分を超えると極力液晶を見ないようにしています。ところが、仕事に家事に育児に、手帳の時間を取れるわずかな時間は子どもが寝静まったあと。気づけば21時を過ぎてブルーライトを目に当てなければなりません。

シンプルにそれがデメリットです。HP回復量どころか、HPの最大値が下がる30代、なるべくなら健康は気遣いたいですよね。

紙の手帳のメリット

1.アクセスしやすい

髪とペンがあればすぐに書けます。しおりさえ挟んでいれば、すぐにアクセス、すぐに書き始められる。スマホの場合にあるスマホを開ける→アプリを探す→日程を見つける→入力という手順よりも遥かにスピーディーですよね。

2.自由記載が簡単

あたり前ですが、フリーハンドで書きます。字の上手下手はありますが、曲線や矢印はデジタルよりも遥かに簡単に描けるでしょう。

紙の手帳のデメリット

情報を収集した手帳を常に持ち歩く必要がある

常に1つの手帳を持って置かなければ、そこの情報にはアクセスできなくなってしまいます。デジタルはiPadでもiPhoneでも、パソコンでもandroidでもアカウントさえ紐付けられたらどの端末からでもアクセスできますよね。でも手帳にはそれがありません。また、ペンがなければ見ることはできても書けないので、手帳とペンは常に持ち歩かなければなりません。

だいたいの手帳は1年で買い換えなければならない

手帳の多くは1月始まり、もしくは4月始まりの1年間。たまに2年、3年、5年使えるものもありますがその分厚みや重さが増して携行性は下がってしまうという欠点も。

僕は毎年どの手帳を買うか楽しく考えられるので特に気にしていません。それに、毎年気分を一新できるのもよいと思っています。でも、毎年金額が少し気になるのが正直なところ。

デジタルの得意なことはすべて苦手

雑に書いてしまうと、最初に書いたデジタルのメリットが苦手だということがデメリットになります。

これは、全て紙の手帳にはできないことが挙げられます。また、上2つのデメリットも、デジタルならデメリットと感じることもないでしょう。

そんな僕のハイブリッドな使い方

僕はこのようにデジタルとアナログを使い分けています。

  • デジタル:予定の管理、アイデアの記録
  • アナログ:タスク管理、ライフログ、アイデア出し

予定があれば、デジタルで管理。

予定はすぐにiPhoneからgoogleカレンダーを起動して入力しています。予定を入れる際に、カレンダーを使い分けておくことで、チーム共有か個人管理かを決めています。

翌月のシフトは前月の最終週に決まることが多いので、確定した時点で一気にtimetreeに入力をします。また、毎日固定で行うルーティンのうち、時間で区切っているもののリマインダーも繰り返し予定で管理しています。

繰り返しリマインダーの予定例
・子どもを起こす
・薬を飲む
・昼休みの始まり
・終業 15分前

これを行っていれば、スマホ1つあれば、予定を見逃すことはありません。万が一、スマホを忘れてでかけた場合も、iPadかパソコンのどちらかさえ持っていれば、その情報にアクセスできるので安心です。

日々の記録やアイデア出しは紙の手帳

通知する必要がないような日々の記録や、アイデア出し。これらは紙の手帳が使いやすいと感じています。フリーハンドでイラストも交えて雑にザクザクと書けるので、ライフログ雑なアウトプット作業の強い味方になってくれています。

ライフログ

ゆるく始めないと続かない性格なので、一日のことを適当に記録しています。
例えば

  • コーディネート
  • 食事の献立
  • 仕事で終えたタスク
  • 3文程度の日記 など

これらは、たまに見返すと面白いですね。
仕事で「あの作業を終えたのは何日?」とか「あの資料はいつ提出した?」とか
不意に必要な情報も、記録していたから助かったことは何度もあります。

あとは、コーディネートや食事の献立。
人のメモリは限られています。常時覚えておかなくてもよい情報は、さっさと書いて忘れるように心がけています。

それでも、たまに「おしゃれな人と打ち合わせが入った。前と同じ服や嫌だな」って思ったりするんです。
そんな時は手帳を見返すこともあります。
その人といつ会ったかは、デジタルの検索機能ですぐに分かるのも。使い分けの恩恵だと感じています。

まとめ

デジタルもアナログも、それぞれにメリットとデメリットがあります。上手に使いこなす上でどちらも大切なのは、とりあえず挑戦してみること。

デジタルアレルギーの人へ

ひとまず、Googleカレンダーから挑戦してみてはいかがでしょうか。一度、時間と内容以外の付加情報を丁寧に予定を入れてみるとその使い勝手の良さに気づくかもしれませんよ。

アナログアレルギーの人へ

学生時代から紙とペンは馴染み深いので、あまりいないかもしれませんね。でも、効率化を求めてデジタル一辺倒になっているあなた。一度、予定以外のちょっとした記録を書いてみてはいかがでしょうか。

キーボードで文字を打つとは違った書くという動作。「感じが出てこない」「字が汚い。大人の字を書きたい。」など感じることも様々です。そこから次のアクションが広がるかもしれません。

コメント

コメントする

contents
閉じる