合計15万円ほどかかったベッド購入。今回は、まず無印のベッドフレームについて製品レビューをしていきます。
総合的には買って良かったと思いますが、注意事項や良くないところもありました。開梱から組み立て、すのこ仕様にした感想などを書いていきます。ぜひご覧ください。
購入に至る経緯はこちらをご覧ください。
大きい梱包で納品には要注意!
驚いたのはそのサイズ。
ベッドフレームと脚に分かれて届きましたが、フレームが大きい!想定はしていたものの、間取りの都合では部屋に入れるのが苦労するケースもあります。廊下から直角にフレームを入れるような場合は注意してください。
我が家の場合も、廊下と和室の間取りが狭く自動車のバックの駐車のように何度か切り返すことになりました。
(はじめからきちんと片付けをしていたらこんなことにはならなかったはずです)
そして再確認ですが、重いです。
気づきませんでした。我が家はエレベーターのない3階建てのハイツです。これを持って階段を登った運送屋さんって本当にすごいですね。僕は171cm、体重52キロと線が細い体格。多分持てないと思います。お店から直接持ってかえる場合、力に自信がない人は運送屋さんにお願いするか、友達や家族と搬入した方がよいです。
開梱!
フレームはこのようにダイナミックに入っています。
輸送時の傷などを防止する薄めの緩衝材(写真の白いもの)でカバーされていました。写真の真ん中、フレームの中にあるダンボールの中身がすのこでした。はじめから装着されているのではなくて、家で組み立てる仕組みだったんですね。
溶接部を見るとこんな感じです。
雑ではありませんが、決して丁寧とは言えません。価格を考えると当然といったところ。
脚は4つセットでもコンパクト、取り付けも簡単
こちらのサイズはあまり大きくありません。重さも軽くて簡単に持ち運べます。
また、脚の裏側に床との摩擦を軽減するフェルト製のシールが同梱されています。
大きさを見てみると
すべての脚を装着したら、置く場所を決めるために床に置きます。
こうやってみると、大きいのがわかりますね。2台並べるとさすがのサイズ。2歳の娘が座るとこんな感じになります。
すのこは品質にばらつきも!
フレームはすのこを装着しなければ剛性が弱くフレームの長い方に立つとたわみます。最初はびっくりしましたが、すのこをつけると解消されるので安心してください。
肝心のすのこですが、製品紹介ページと違って黒ずみが目立っていました。
公式サイトにある取扱説明書にはこう書かれています。
本商品は天然木(突板)を使用しているため、木目や色合い等、商品ごとに天然木材特有の個体差があります。
https://www.muji.com/public/media/jp/doc/item/02_4550182151381_00001.pdf
そのため、商品として木目や色調に差がありますが、あらかじめご了承ください。
どこまでを許容範囲とするかは判断が難しいですが、決して質の高い木材を使用しているという印象は受けませんでした。
また、すのこ部分のやすりがけが雑でトゲが刺さります。
割り箸を割る際に失敗したような感じの大きいバージョンを想像してもらえるとわかると思います。金額のことを考えれば、ここまで言うのは酷なのかもしれませんが、粗雑な感じは否めないです。
とはいえ、実際にはすのこの上にマットレスが乗るので、肌が触れることはありません。気になる場合はホームセンターで紙やすりを買って整えればよいのかと思います。(木材の質は微妙なので、気になる人はウッドスプリングにすればよいかと思います。)
取り付けを始める
取付手順は2つです。
1.フレームに脚を取り付ける
2.フレームにすのこを取り付ける
フレームに脚を取り付ける
脚の取付はとても簡単でした。フレーム裏側の四隅にある金属の部分に空いているネジ穴。そこに脚を回し入れるだけです。
ドライバー等の工具も一切いらず、手でクルクルと回すだけ。とても簡単で、1台つけるのに10分かからない程度でした。
フレームにすのこを取り付ける
次はフレームにすのこを装着します。すのこは3つに別れていて、それぞれに黒いベルトが接着されています。
黒いベルトの先端には穴が空いていて、重ねた穴にボルトを通して連結・固定する仕組みです。(取扱説明書を読めば比較的簡単に理解できました。)
取付には少し力がいります。というのも、このすのこを連結する時にピンと張る必要があるからです。力が弱い人は補助してもらったほうが良いかもしれません。(男性の中でもかなり非力な僕だと、ちょっとだけ力を入れた感じ)
完成!見た目はスッキリ。思わぬ落とし穴も。
開梱から取り付け完了まで2台で1時間程度
すのこがついている状態で届いていると思っていてので、すのこをつける作業分、予想よりも時間がかかった印象です。
見た目はとてもスッキリと、無印らしいシンプルなデザイン。高さの低い脚を選んだことと、ナチュラルな色合いということで、和室にも合います。ここにマットレスが乗るので圧迫感は更に出ますが、脚が低いので圧迫感もある程度は薄まるかと思います。
脚が低いと、下にものを置くことはできません。無印公式のオプションキット[ベッドフレーム下収納]もつけられません。私の家はベッド下の収納は考えませんでした。
ベッド下収納を不要だと思った理由
1.ベッドの高さを低くできない
2.簡単に清潔に保ちたい
1.ベッドの高さを低くできない
先に書いたことですが、無印のベッドした収納には26cmの脚を用意する必要があります。
率直に高すぎます。手を広げて親指の先から小指の先ほどの高さが加わることになります。
我が家の子どもはまだ2歳。ベッドで遊んで落ちることも、寝ている間に落ちることもあるでしょう。
そのときのリスク減を考えて下げています。
また、高さを下げると部屋が広く見える効果があります。
もともと6畳という決して広いとは言えない部屋にベッド2台を置く想定だった我が家。
なるべく圧迫感を減らしたいという思いがありました。
2.簡単に清潔に保ちたい
ベッドは和室に置く想定です。
正直に言うと畳の上に置くだけでもかなり抵抗がありました。
賃貸ですし、畳をなるべく痛めたくないからです。
また、湿気がこもるのも和室ベッドの弱点という話も聞きますよね。
そこで、我が家で使っているルンバに掃除を担ってもらおうと考えていました。
となるとやはりベッド下収納は不要という結論になりました。
まとめ
最初にも書きましたが、買ってよかったと思っています。
・サイズが大きい&重いので搬入時は注意 ・組み立ては2人いれば安全で早いからオススメ。でも一人でもできなくはない ・すのこは低品質。価格相応とは言えない。 ・脚は高さの低いものを使って部屋全体を広くみせる
ベッドはなかなか買い換える機会がないと思います。本当なら高品質のベッドフレームを導入したいところですが、コスパという目線でいくと無印のベッドフレームは買いだと思います。
ただ、すのこ仕様の良さがどの程度あるのかは見いだせません。ウッドスプリング仕様と比較すると剛性はあると思う一方、反発力はウッドスプリング仕様の方が勝っているでしょう。
個人的な感想だと、剛性を求めないのならウッドスプリング仕様で十分な気がします。ベッドでぴょんぴょん飛び跳ねるとかする人はすのこ仕様の方が良いと思いますが。とにかく、ウッドスプリング仕様よりも価格が高いのに、すのこのクオリティが低すぎたことが残念でした。
皆様の購入の参考になれば幸いです。
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