七五三って何するの?神社で七五三参りをするときの注意点

娘が3歳を迎え、先日七五三に行ってきました。初めての七五三参り。失敗しながらも「やってよかった」と思える素敵な一日になりました。

せっかくの七五三を100%楽しむために、僕の家族が七五三に向けて準備したことを紹介します。

contents

3歳の着物は古着で購入

3歳の娘は着物が良いと常々考えていました。その理由は[被布]。七五三の「三」の時限定で着る、厚みのあるベストのようなものです。

僕も妻も新品への執着があまりないのでフリマアプリで化学繊維製の着物を購入しましたが大正解。七五三の着物は着る回数が少なくダメージがほとんどない美品が多くあります。

しっかりとした素材のレンタルもありますが不安なこともありますよね。

  • 相応の値段がする
  • もし汚してしまったら

僕らが用意したのは3,000円で草履と巾着込みのもの。近くで見たり触ったりすると安っぽさを感じます。

実際に神社に行ってみると安っぽさを感じる距離でみることはなく、写真写りも良好。写真だけで判断するとしっかりとした着物と言われてもわかりません。

女の子は日本髪ができるなら挑戦したほうが良い

娘のヘアセットは思い切って日本髪。髪の毛の長さはあるものの量が足らなくて心配していましたが、その心配は不要でした。

毛たぼと呼ばれる擬似髪の毛を髪のボリュームゾーンの内側に使い、外側を娘の地毛で覆うと、ぐっと髪に立体感が。

髪の毛に長さがない場合はこの対応は難しいですが、髪の長いお子様の場合は一度検討してみてはいかがでしょうか。

ヘアセットにかかる時間は全部で50分程度。娘も、自分がオシャレになっていく様子を鏡越しから真剣に見つめていました。

美容師さんに話を聞くと「比較的女の子は長時間静かに座ってくれる。男の子の方が途中で飽きたり髪の毛を触ってしまうことが多い」ということでした。

神社に行くと、日本髪のセットのお子様はあまりいらっしゃらなかったので、特別感を感じられますよ。

妻も着物を古着で購入

妻も着物に挑戦したいということで、着物、肌ジュバン、帯、草履など一式を自分で用意していました。そのうち、着物、帯、足袋、草履、バッグは古着です。合計で約5000円とハイコスパです。

娘の着物と同じで細部を見ると細かいダメージがあるものの、少し離れると分かりません。レンタルのものよりも圧倒的に安く、自分で好きなコーディネートが組めるのがポイント。

ただ、洋服と違った注意点が。それは、着物の柄や色合いで着ても良い季節が変わるそうです。素人目ではわかりませんが、詳しい人は違和感を覚えるとのこと。古着で行く場合は事前勉強が必要です。

お参りに行った神社は大阪府内でも有名な神社ですが、七五三ママで和服を着ていたのは少数。圧倒的非日常感は妻も楽しそうでこちらも嬉しくなりました。

父親はスーツ。少しフォーマルめに。

僕の服装はというとこんな感じ。

  • スーツ:仕事でも使うチャコール(濃い)グレーのもの
  • ネクタイ:結婚式で使うピンクシルバーのもの
  • ポケットチーフ:四角く折って入れるTVホールド
  • シューズ:黒色で内羽根ストレートチップのレザーシューズ

他のパパを見ていましたが、最近はカジュアル志向が強まっているように感じます。

ブラックスーツを着ている人はあまり見受けられず、仕事用のスーツの人が多かった印象です。フォーマル度も様々で、ネクタイも仕事用でチーフをしている人はあまりいらっしゃいませんでした。

たまに袴の方もいらっしゃって格好良かったです。

僕が意識したことは派手になりすぎないこと。主演は娘、助演が妻、僕は裏方という気持ちで挑んでいました。実際に僕はほぼ裏方。写真を撮って、妻と子どもの荷物の荷物を持って、子どもを抱きかかけてと大忙しでした。

駐車場は早めの確保を

大きな神社ほど七五三の数は多く、着物を着るこどもが多いです。この時期の神社の駐車場はよく混みます。

神社の方に話を聞いてみると、七五三のピークタイムは11-13時、その前後に写真を撮ったりするので、10時になると駐車場が満車になることも多いようです。

僕も10時10分に神社に到着しましたが、そこから15分ほど駐車場に入れない状況が続きました。早めに動くことをおすすめします。

子どもの草履は撮影と行事の時だけ履かせる

子どもには基本的に靴を履かせましょう。写真撮影や、七五三のお参りをする時だけ草履に履き替えることをおすすめします。

神社のほとんどはコンクリート舗装がされていません。境内に入るとほとんどが土か石、よくて石畳ではないでしょうか。

着物+草履は大人でも歩くのが大変なもの。子どもなら尚更大変で、こけることも多いです。実際に転んでしまったお子様をよく見かけました。

紙袋に草履を入れて必要な時だけ履き替える。そうすると移動が楽になって子どもの疲労も軽減されるのでご機嫌が続きますよ。

保育園友達の話では、レンタル着物だとお店によってはベルクロ(マジックテープ)付きの靴の着用NGと言われることもあるそうです。着物が痛むのを防ぐことが目的だそう。やはり買っておいて良かったです。

一生に一度の思い出、思い切り楽しんで

まとめ

七五三が終わって1ヶ月が経とうとしていますが、3歳の娘はいまだに「お母さんと着物で歩いたねー」と楽しそうに話してくれます。そんな話を聞くと、七五三に力を注いで良かったと思えます。

子どもの七五三は人生の中でもレアイベント。実際に七五三のお参りをしたときは「お宮参りからこんなに大きくなったんだな」と感じていました。

子どもも親も成長を感じて、みんなで感謝し合う一日。日本髪や着物のように非日常を目一杯満喫してみてはいかがでしょうか。

コメント

コメントする

contents
閉じる