多くの種類があるカメラ、何のために使うつもりでしょうか。子どもを撮りたい、機材が好きだ、カメラマンとして稼ぐつもりなど、カメラを買う理由は人それぞれ。そのほとんどは自分が使いたくて使うからだと思います。
でも、中には仕事で使わざるを得ない人もいるはず。そこで、この記事では仕事で使うカメラの選び方をご紹介します。キーワードはコスパと無難です。
こんな人におすすめ
・カメラマンでもないのに広報担当になった
・プロでもないのにPRチラシやサイトを作らなければならない
アマチュアが仕事で使う時にチェックするポイント
性能よりもコスパで選ぶ
会社で買うにしても、自分で買うにしても、性能よりもコスパ重視で選びましょう。コスパで選ぶべき理由は2つあります。
- 値段が高いと社内で買う稟議が回らないことがある
- プロが使うようなものはオーバースペックで勿体無い
- カメラ機材の性能と価格のバランスは比例しない
カメラ機材の世界は複雑。性能を追い求めると、機材のサイズが大きくなって値段も高くなります。それなのに出てくる写真はその価格に比例して画質が良くなるわけではありません。なるべくコンパクトで便利なものを買うのが賢い選択です。
動作音がうるさくないか
報道シーンでよく見かける「カシャカシャカシャ」というシャッター音。あの音は想像以上にうるさいです。僕も仕事で撮影をすることが多く、その経験上うるさいとダメなこともあります。
- セミナーやトークイベントなどでシャッターを切ると目立つ
- シャッター音で撮影される人が緊張しちゃう。
車の排気音と同じで、その音を聞いてテンションが上がるのは、そのほとんどが自分だけ。さまざまなシチュエーションで撮影することを想定したとき、静かな方が使い勝手が良いです。
何もせずに綺麗
プロのカメラマンさんのほとんどは現像ソフトというクリエイティブ系の有料ソフトを使って画像の修正をしています。仕事でやらされる場合、そこまでの修正をしないことも多いです。
そんな時に重要なのがすぐに綺麗な色合いの写真になっているかどうか。
カメラメーカーや機種のグレードによって撮影された写真の色味は変わります。インスタでよく見かけるコテコテの色よりも、できるかぎり正しく色が写った方が使い回しがしやすいのでおすすめです。
カメラを買うならミラーレスカメラがおすすめ
主要なカメラには3つの種類があります。
- 一眼レフカメラ
フイルム時代からあるプロや写真好きが使う。 - コンパクトデジタルカメラ
電源を押すとレンズが出てきて簡単に操作できる。 - ミラーレスカメラ
フイルムからデジタル変わってから生まれたカメラ。
昔はアマチュアが使うものとされていたミラーレスカメラ。今ではプロカメラマンも使う人が多くこれからはミラーレスの時代と言われています。
センサーサイズはマイクロフォーサーズかAPS-Cから選ぶ
画質は画素数よりもセンサーサイズの方が重要です。このセンサーサイズは大きいほど画質が良く、値段と本体サイズが上がります。一般的に3つに分かれています。
- マイクロフォーサーズ
- APS-C
- フルサイズ
この中でおすすめなのがマイクロフォーサーズかAPS-Cサイズ。理由はコスパと本体サイズ。フルサイズと呼ばれるものは画質は良いものの、大衆的に判断できる人はあまりいません。それよりもコンパクトで取り回しやすく、安くて稟議の通りやすいものを選ぶ方が無難です。
メーカーは国産の大手ならどこでも大丈夫。
メーカーは日本のメーカーを選びましょう。補償もしっかりしていて修理手続きも簡単、使い方もウェブ上にたくさん載っています。
- キヤノン
- ニコン
- OMデジタルソリューションズ(旧オリンパス)
- 富士フイルム
- ペンタックス
- ソニー
- パナソニック
上記のメーカーの中から、買いやすいところを選んで下さい。
僕のオススメは富士フイルム
僕は自分が使っていこともあって、富士フイルム推しです。富士フイルムの良いところをピックアップしました。
- APS-Cサイズを中心に開発していてノウハウが多い
- 上位機種と入門機種の性能さがほぼない(本体の材質や外観で差別化していることが多い)
- キットのレンズでも安くて高性能
など、まさに仕事で使わざるを得ない人にはうってつけだと思います。製品のアップデート期間が長いのも、頻繁に買い替えられない会社備品として嬉しいポイントですね。
中でもオススメなのはX-T30iiと、X-S10の2つ。どちらも使いやすく、最上位機種よりも価格が抑えられています。それなのに画質は最上位機種と同等なのが嬉しいですね。
X-T30iiは2021年11月25日に発売予定の最新機種です。
まとめ
僕は自分が趣味で使っている富士フイルムのカメラを仕事でも愛用しています。全自動モードで撮れば誰でも簡単に操作できますし、フイルムメーカーということもあってすぐに良い色味でパソコンに取り込めるのが手間がなくて良いですよ。
最後まで読んでくださってありがとうございました。僕のツイッターアカウント(@m_mukogawa)で、このブログの更新をお知らせしています。また、the Letter(武庫川マルタン)でも記事掲載中。ぜひフォローよろしくお願いいたします。
コメント