妻が妊娠していて現在8週目。つわりの真っ最中の妻とどのように暮らしているのかを僕なりに紹介します。世のつわりで苦しむ女性の周りにいる男性の参考になれば幸いです。
つわりの原因は今も不明、症状も人によって様々。
有名オムツmoonyを作っているユニチャームさんの公式サイトにはこう紹介されています。
- はっきりとした原因はまだわかっていません
- 主に妊娠初期(4週から15週)に見られます
- 吐き気をもよおしたり、においに敏感になるなどの体調の変化が見られます
つわりの症状が現れ出す時期の赤ちゃんというと、心臓や腕・足などができて胎芽から胎児に変わりつつある時期。そしてママも出産に備えて体の中に赤ちゃん用のスペースを作る準備が始まる時期だそうです。
常識的に考えて、自分の内臓の1つに赤ちゃんが入って広がっていくなんて非常事態ですよね。妻は全部の内臓が上に上がってきて、そのせいで喉元に透明の巨大スーパーボールが詰まっている感じと言っていました。
また、つわりの原因はわかっておらず、その症状も様々です。
僕の周りではこういう経験をされた人が多い印象です。
- 匂いに敏感になる
- つねに吐き気を感じている (実際に吐いてしまう)
- すっぱいものが欲しくなる
あとで色々調べると、なにも起こらなかった人もいれば、食べていないと気持ちが悪くなったりする食べづわりというケースもあることがわかりました。
僕が重要だと感じている7つのこと
結論はこれです。
これから妊活の人
- 軽くても良いので、男性もつわりの知識を学んでおく
- パートナーと事前に対話をして対応策を考えておく
- 家事をこなせるようにしておく
つわりで苦しんでいる人のパートナーの人
- 優しさを相手に認めてもらおうとしない
- つわり中のパートナーを放置することもあり得る
- できるだけ早く家に帰って家事をする
- ご飯は外で食べることもあり
それでは、これらの理由となるポイントを紹介していきましょう。
つわりについて学習しておく
上記で説明したもの以外に、つわりを経験した人のブログや書籍をチラッとでもみてみてください。男性は経験がないのでつわりの苦しみは絶対にわかりません。そのつわりと向き合うためには、男性目線のつわりよりも、女性目線のつわりを調べておくことをお勧めします。
パートナーと事前に対話する
すでにパートナーの妊娠している場合は、タイミング的に難しいかもしれません。ただ、妊活を始める前のカップルなら事前に対策を考えておくことができます。
なぜ事前かというと、妊娠が分かりだす時にはつわりが始まっていることが多く、つわりがはじまっているのにしっかりと話ができるかどうかがわからないからです。
僕はこれをしていませんが、1人目の子どもを授かった時のけいけんが2人目の今に生きているので、事前に話し合う効果はあると思っています。
といっても、真剣に話すだけじゃなくて「自分は女性目線で●●だということがわかった。」ということを伝える程度しかできません。それでも話をして「なんでも言える」と思ってもらえることが大事なように感じます。
全ての家事をある程度できるようにしておく
つわり中の家事はとてもしんどいはず。パートナーと家事を分担している場合、普段は相手がしていたことができなることもあり得ます。その時にできるようにしておきましょう。
また、家事をやった時に「やってあげた」という態度は絶対にいけません。つわりに限らず、しんどい思いはしたくありませんよね。つわりを耐えてくれているのは、子どもが育つために母子ともに急激な体の変化に対応してくれているから。それに比べたら家事なんて誰でもできるので、やってあたり前の姿勢でいてください。
匂いがきついご飯を家で食べない
匂いに敏感になったり、吐き気がする状態で匂いの強いものを家で食べられると辛いにきまっています。僕の場合、妻のつわりが一番キツい時の晩御飯は近所のスーパーのイートインスペース。1人でタイムセールのお弁当を買ってさっと済ましていました。それも今となっては良い思い出です。
早く帰る
帰って何があるかはわかりません。遅く帰ってしまって「私はつわりでしんどいのに遊んでる」と思われるとどちらもイライラするだけだと思いませんか?実際は残業だった時もそう。「仕事の方が大事なのか」と思われるかもしれません。
早く帰って自宅で自分ができることやしたいことをしている方が喧嘩になりにくいと思います。
遊んでいてイヤな思いをさせた時は何も言えません。謝りましょう。でも、残業や職場でもやむを得ない飲み会のような半強制的なイベントは「ごめんね、遅くなりました」と言えばいいと思います。体調悪い時っていろんなことにイライラしてしまいますよね。相手だってしんどさからイライラしているんです。そんな状態で言い訳をしても前向きな話ができる確率は低いと思います。
放っておくことの重要性を知っておく
しんどい家族を見ると、何か自分にできることはないかと考える人もいるでしょう。でもそれは時に相手の苦痛につながることも。
えづいているのがとてもしんどそうだった時、背中をさすってあげるのは相手のためだということを忘れないこと。相手に心配してもらっていることを心配させないことが大事です。
僕は、パートナーがえづいていたとしても基本的に気にしないフリをしています。心配ですけど。でも、今の僕が妻に何かしてそれで解決するものではないのなら、する必要はないこともあると思うようにしています。むしろ他のことをたくさんして「あ、僕のことも気にしなくていいですよ」という感じでいます。
ただ、ちゃんと心配ですよね。そこで、何かできることはない?あれば遠慮なく言ってね。こんな言葉を少しだけでいいのでかけてください。
自分のことも大事に
夫にも休息は必要です
献身的にパートナーのサポオートをしていると、自分のケアが疎かになりがちです。妊娠中の夫がウザいという記事や話がよく出回っています。でも、あなたにだって大変です。上司や部下、取引先といった関係の中で仕事をする重責、したくもない残業をこなして、そして家で怒られる理不尽さにぐっと耐えていますよね。
ちゃんと休息をとってください。
フルタイムでバリバリ働いている経験のあるパートナーには、あなたの仕事の大変さは十分に伝わっているはず。つわりで苦しみながら働いているパートナーもとても大変ですが、あなたもとても大変です。
自分の時間を確保して、ストレス発散のチャンスを生み出してください。まずは少しのアイドルタイムでかまいません。そのために家でできる趣味を一つ持っておくと良いのかもしれません。
僕はこのブログやゲームが主。朝早起きして自分時間を楽しんでいます。
パートナーもしんどい。でもあなただってしんどい。
知ってます。しんどいんです。僕もめっちゃしんどかったです。でもそれをあまり言えないのが辛いところなんです。つわりで苦しんでいる妻には愚痴を言えないし、献身的にサポートしている人をそこまで発信していないし。
でも、保育園で送り迎えをしていると、子育てガチ父さん勢はかなりいます。雰囲気育メンじゃないガチ勢、かなりいます。あなただけじゃないので、みんなで支え合いましょう。
まとめ
人によってつわりのしんどさは違います。今回の記事が全員に当てはまるものでもありません。もっと過酷な家庭もあれば、全くそうではない家庭もあるでしょう。
大事なのは家族で協力しながらつわりを乗り切ること。
お互いがピリピリするときだからこそしっかりとサポートをしましょう。仕事でもあると思いますが、イラいらしている人と仕事をしてもうまくいきませんよね。その感覚を家庭にも流用してみましょう。案外穏やかに暮らせるのかもしれませんよ。
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