素朴な最中屋さん
大阪市中央区、谷町筋にある最中屋さん「一吉(ひとよし)」さん。
大きな道沿いにある小さなお店は、どこか素朴さを感じる佇まいです。
このお店が雑誌で紹介されているのを見て、初めて訪れたのが1年前。
その時から、リピーターになって定期的に買いに行っています。
今回は、妻の職場の同僚が結婚したので、そのお祝いを買いに行きました。
最中の特徴
一吉さんの最中は、定番商品ですら一般的な和菓子屋さんではなかなかない味を用意しているところが特徴。
それに加えて季節に応じた様々な限定味のバリエーションも豊かなので、近くを通った時はついつい立ち寄ってしまいます。
気になるお味ですが、あんこはどれも繊細。
大阪のイメージでよくある「コテコテ」な感じはなく、どれも上品で大人な味わい。
最中の皮はもち米100%で子どもでも安心。
餡と皮を別包装でていきょうしてくれるので、皮のサクサク感や風味が損なわれることがありません。
皮と餡の相性もよく、がぶりと頬張ると、サクサク→皮の香ばしさが「ふわーっ」→餡の上品な甘さが広がるという口の中に3段階の幸せが訪れます。
この餡と皮、コンビで食べて初めて「あ、両者がちょうどよい折り合いでそこにいるんだ」ということがよくわかる絶妙なバランス。
夏場は限定の最中アイスも売っています。
僕はお店で買って、その後は食べ歩き。
アイスの方は少し甘みが強いですが、冷たいのでそれくらいがちょうどいいと感じました。
僕が自宅用に買ったのはみたらしあん、抹茶つぶ、レモンジンジャーの3種類。
中でも特によかったのはレモンジンジャー。
北海道小豆漉し餡、国産レモンの皮をむいて果汁とシロップにしたもの、国産有機生姜からなる餡。
夏にぴったりな、でも一吉さんらしい上品な素朴さをマッチさせた味。
ちなみに妻は、定番商品と季節限定商品を合わせたギフトボックスを買いました。
ビジュアルの強さに味も加わって、手土産・おもたせに最適で、きっと喜んでもらえるはず。
これからも定期的に訪れて、限定品と定番品を買っていこうと思います。
最後になりますが、お取り寄せをされているそうです。
一吉 もなか で検索してみてくださいね。
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