ビジカジが進む前に手立てを打つ。セレクトショップでビジネスファッション。
部下や後輩ができ、仕事の責任も重くなり、社会人としてもこなれ感が出てくる30代。
「とりあえず若者向けツープライススーツ買ってるけどこのままでいいのか?」
「でも、デパートは高いしそこまでおじさんでもないし」
「かといってもっと年齢層の高い量販店はなんだかちょっと」
僕がビジネスファッションに興味を持ったのは30歳になってから。
ビジネスファッションに自分らしさを考え出してから今までのことをテーマにしたいと思います。
結論を先に言うと「green label relaxingかURBAN RESEARCH DOORSの実店舗で試着して、サイズをしっかり確認してから買う」です。
ビジネスファッション、5つのレベル
30代で服への興味やお金の掛け方、服を選ぶ力などで誤差はあるものの、ビジネスファッションには大きく5つのレベルに分かれていると考えています。
A:ビジネスファッションに興味がない
スーツカンパニー、オリヒカといったスーツ量販店、ユニクロで買う事が多い人
B:オシャレ全般が好きでお金に余裕がない
ファミリー向けセレクトショップ(green label relaxing、DOORSなど)で買う事が多い人
C:ビジネスファッションが好きな方
パターンオーダーショップ(麻布テーラーやグローバルスタイルなど)で買う事が多い人
D:オシャレ全般が好きでお金に余裕がある
セレクトショップ(ユナイテッドアローズ、ビームスなど)かデパートのメンズフロアで買う事が多い人
E:ビジネスファッションが好きすぎて支出やむなし
フルオーダーショップで買う事が多い人
もちろん、絶対ということではありませんし、高価格帯に手が出せない方や、低価格帯でもおしゃれに着こなすガチおしゃれな人もいらっしゃると思います。
僕は、スーツはサイズ感が最も重要な要素だと思っています。低価格帯でもサイズがぴったりだと高価格帯のサイズが合わないものよりもピシっと見えるのも事実です。
普段生活している大阪の電車内をみると、エビデンスも何もない勝手なイメージで10人中6人がA、3人がBもしくはC、残り2人がDもしくはEといったところではないでしょか。
ここで言いたいのは、AからBに上がるだけで平均を超えるレベルになるということ。
あと、レベルがAからBに上がると、Aの人がよく買うスーツ量販店の中からいいものを選べるようになるということです。
なぜ、か
日本のスーツファッションは制服としても意味合いが強いですよね。
だから「とりあえず安くてそこそこであればよい」という発想の元スーツ量販店が幅をきかせているのではないでしょうか。
制服と思えば、流行を追う人も少ないですし、形が整っていれば良いという程度にとどまります。
また、スーツファッションの細かい流行を知っている人は多くありません。
なんとなく10年前のスーツは型が古い気はするものの、5年前のスーツの型が気になる人はそこまでいないのではないでしょうか。
これがレベルAが多い真実。
逆手に取れば、ある程度ビジネスファッションの知識を増やせばそれなりに見えるということです。
値段比較
レベルAの人が行くことが多いツープライスショップで買う場合、素材にもよりますが安価でスラックス2本付きで30,000円強といったところ。
対してレベルBの人が行くファミリー向けセレクトショップだと50,000円ほど。
2万円の差、大きいですよね。
ただ、セレクトショップはスーツ専門店よりもビジネスウェアがセール価格になるサイクルが早い傾向があって、すこし我慢すれば30%オフになることもしばしば。
50,000円が30%オフになると35,000円。その差5,000円だとなんだかいける気がしませんか?
セールで買うデメリット
デメリットとして考えられるのは2つ。
1.在庫が切れる可能性
当たり前ですが、セールまでサイズが残っているかどうかはわかりません。量販店と違って生産数が少ないので人気のものはすぐになくなりますし、これはやむを得ません。
ただ、もともとこのレベルBの人口は多くありませんし、サイズが合う人も無限にいるわけではないので、売り切れたらまた次の機会を狙えばいいと思っています。
2.着るシーズンが短い
セールになるということはつまりその服の旬が終わったということ。
高いお金を出して着用シーズンが短かったらコスパが悪いように思うかもしれません。
ただこれも考え方。ビジネスファッションの流行はカジュアルファッションと違ってゆるやか、そのため、大事に着まわせば4年前の服でも見破られることはあまりないでしょう。
だって、世の中の大半の人は、今の流行をそこまで知らないのですから。
買うもの
まずはハズレのないスーツを一着、購入することをお勧めします。
「ダークネイビーもしくはダークグレーの無地のスーツを探しています」
これをスタッフさんに話せばいいです。
ネイビーかグレーの判断は、あなたのワードローブで足りない方にすればOK。
必ず、普段着ているワイシャツ、ネクタイをつけていってください。
仕事帰りに行くのが最も楽かもしれません。
買い方
大事なのはサイズ感です。
スーツのサイズ感はカジュアルウェアよりもはるかにシビア。
そのため、スタッフさんの言葉を聞きつつも、必ず自分で鏡をしっかりと見る。
チェック項目はググれば色々と書かれているのでそちらもご覧ください。
・肩幅がジャストサイズ
・ジャケットとワイシャツの間にこぶし1つがっちょうど入る程度
・背中など変なシワが極力すくない方が良い
・袖が短すぎ、もしくは長すぎではないか。ワイシャツの袖がしっかりと見えているか。
・椅子があれば座らせてもらう。デスクワークを想像して太腿周りが窮屈すぎないか確認
とりあえずはこの程度を見れば大丈夫です。
僕的には袖の長さには要チェックです。
ショップのスタッフさんから聞いたのですが、既製品のジャケットは袖の長さが長めに作られていることが多いようです。
(長ければお直しできますが、短い場合は直せないとのこと)
ちなみに、直すのはパンツの裾上げのように簡単なものではないようなので値が張ります。
余計な支出をへらすためにもそのためにもサイズ感はしっかり見てくださいね。
最後に
僕は比較的スーツファッションが好きな方だと思います。反対に私服はお金をかけるほど好きではありません。
本当ならレベルDやEに興味があります。ただ、収入に見合わないし子どもの送り迎えで自転車に乗ると生地が早く傷んでしまってもったいない。
そのため、コスパに頼らざるを得ません。本当に品質がよく、相対的に価格以上の価値があるようなものを選びたい。
子育てパパのみなさんはぜひ参考にしていただければと思います。
ちなみに、スーツ量販店の高価格帯(インポート生地、国産高級生地のライン)もめちゃくちゃコスパよいです。
サイズが合うならこちらもぜひ見てみてください。
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