お酒が苦手でも大丈夫!安心して雰囲気を味わえるバーの楽しみ方|暮ら知恵

お酒はあまり強くないものの、昔から好きです。そんな僕は居酒屋よりも少量の美味しいお酒が飲めるバーに行きます。と言っても、コロナと子育てで行く頻度は半年に一度程度。常連とも呼べない僕が、一人バーでしていることを紹介します。

バー、いいですよ。

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バーのイメージ

バーというと、お高いイメージ、大人の雰囲気、お酒の知識がないといけないといったイメージはありませんか?僕もそう思っていました。そんな僕は先輩や上司の人に連れて行ってもらったことで、その印象は変わりました。

まず、お高いイメージ、大人の雰囲気、お酒の知識がないといけないというイメージはそのままです。お酒は高いし静かな雰囲気だし、みなさんとてもお酒に詳しい。でも必要条件ではありません。ある程度のマナーを守れば特に困ることはありません。

バーの仕組み

メニューがあるところも多いです。

バーって頼み方がわからないじゃないですか。実際わからないんですけど、わかりませんって言ったら大丈夫です。メニューがあれば、スタッフさんが出してくれます。

メニューに載っているお金の他、テーブルチャージの料金が加算されます。僕がよく行く奈良県のとあるバーのチャージは700円です。基本的には商品代+チャージの金額が必要です。高価なお酒を頼まない限りは、とんでもない高額を請求されることはないと思います。

お酒が飲めない人は?

僕はお酒が飲めない人ともバーに行きます。バーテンダーさんに聞くと、最近はアルコール離れが加速していてバーの客足も遠のいているんだとか。そこで、お酒が苦手な方でもバーを楽しんでもらえるよう、ノンアルコールドリンクを拡充する動きが広まっているみたいです。

僕がよく行くバーは、コーヒーやお茶のようなドリンクから、季節の果物を用いたノンアルコールカクテルも用意されています。バーの雰囲気は味わいたいけど飲めない人のために、こういったサービスがあるのは嬉しいですね。一人でノンアルコールドリンクを頼んで、少しだけ読書をしたり、バーテンダーさんと会話を楽しんで帰られるお客様もいらっしゃるんですって。

あちらのお客様からは存在しない!?

バーテンダーさんに聞いてみました。わかってはいましたが、見かけたことがないそうです。ただ、仲の良いお客様同士で勧め合うのはあるらしいですよ。僕は一人で行くのでそんなこと起こりません。望まなければ人と繋がることはあまりないので一人好きにはオススメです。

僕の楽しみ方

僕はウイスキーが好きなので、一本ボトルキープをしています。席に着いたら「キープしているウイスキーをロックでお願いします」と言って出してもらいます。最初の数分はウイスキーの味を楽しみます。数ヶ月に一度くらいしか行けないので、久しぶりのウイスキーをただただ堪能します。

しばらくしてからもう1つのウイスキーを注文します。味の違いを説明できないので、なんとなくの味の表現をバーテンダーさんに伝えたり、ネットでみた銘柄があるか聞いてみます。ネットで見た銘柄だとおおよその金額が予想できるので、僕みたいな小心者でもお財布を気にしないで良いですよ。

バーテンダーさんオススメのウイスキーを出してもらい、キープしているウイスキーと飲み比べを一人で楽しんでいます。

飲みながら何をしているのかというと、大体この4つです。

一人で考え事

お酒の味を楽しんだり、おつまみとのマリアージュを楽しんだり、ただぼーっとしたり、いろんなことを考えたり、とにかく色々一人でいます。居酒屋やカフェと違って静かめなので、自分の考えを整理する時間に使います。ウイスキーの香りやシェイカーの音など適度な雑音がまた良いですね。温泉旅館の大浴場と同じような居心地の良さを感じます。

バーテンダーさんとお話

バーテンダーさんに余裕があればお話をします。日常のお話やお酒のお話がほとんど。ウイスキーにあうおつまみを聞いてみたり、銘柄ごとの味の特徴を教えてもらったり、少しずつバーテンダーさんから教えてもらいます。うんちく垂れるのが好きなおじさんやネットで溢れている情報よりも確実に、正しい知識を丁寧に教えてもらえますよ。

悩みを相談することもできるかもしれませんが、それは仲良くなってから。僕は居心地がいい店で悩み相談をすると居心地が悪くなるかもしれないと思ってするつもりはありません。

バーテンダーさんの動きを見る

バーテンダーさんの動きがとにかく綺麗なんです。流れるようにお酒を作りながら、しっかりとみられていることを意識して丁寧に、綺麗な所作で振る舞います。ビールをサーバーから注ぐ、タンブラーに入ったドリンクをマドラーで混ぜる姿も余計なものが何もないほどスムーズ。たまにシェリー酒を注いだりシェイカーでカクテルを作る時なんて惚れ惚れします。あんな大人に憧れるなあと思い続けています。

人の話を小耳に挟む

これはあまりしない方がいいのかもしれませんが、他の人とバーテンダーさんとの会話が耳に入ってきた時、思わず聞いてしまうことがあります。お酒の話がほとんどですけどね。狭い空間だからこそ、他人の興味ごとを思いがけず知ってしまうことも。自分とはこうも違うものかと感心して、世の中と繋がるような気がします。

聞きすぎはよくないので、偶然聴こえるのを楽しむ程度にしています。

行ったことのない自分に伝えられるのなら

年齢は関係ないから早くいけ

僕は今34歳。お酒が好きになったのは24歳から、ピークは27歳頃でした。今は家庭があるのでお酒を飲んで帰ることも遠慮しています。そしてお酒にも弱くなりました。たまにバーに行って思うのが、若い人も結構行っているということ。ビールを楽しんだり、カクテルを楽しんだりTシャツを着て2人でくる大学生くらいの人も見かけます。当時の僕にも勇気を出して行って欲しいものです。事前にネットで通勤圏内のバーの情報を調べておけば意外となんとかなります。

行くなら早い時間帯に行け

僕は今でもそうしています。行くなら17時くらい。バーに人が増えるのは2軒目使いの20時以降ですよね。僕はバーテンダーさんとのお話や、静かにひとりでいたいという目的なので、まだあまり人が来ない開店間際に伺います。すると、バーテンダーさんと話がしやすいですし、さっと飲んで帰ればまだ18時にもなっていません。家に帰って家事もできます。

キープはやめておけ

ボトルキープには憧れがあって、一度はしてみたかったのでチャレンジしました。結果的には満足しているものの、僕の楽しみ方とはマッチしませんでした。まず値段が安いです。最初に買いさえすれば次からはテーブルチャージだけのお金で飲めます。それに、なんだか通になった気がして気持ちが良いです。でも、こんな使いにくさもあります。

ほとんど行かないのでなかなか減らないし、流れる可能性が高い色んな味を楽しみたいけど、お酒に弱いからあまり飲めない

頻繁に行くのならキープをするのは効果的です。でもたまにしか行かないのならキープはしない方が楽しめるように思います。

まとめ

いかがでしたでしょうか。こんなことを書いておきながら、僕自身は最近バーに行っていません。キープも流れていると思います。コロナでお酒の提供が禁止されたり、外出を控える現状が早く解決されれば嬉しいですね。

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