アウトドア以外でも使える!JBLのモバイルスピーカーCLIP4のレビュー

フェスに行けない。外で音楽を聞きたい。音楽好きならそう感じる季節、夏。毎年何かしらフェスに行っていた僕もコロナ禍で2年間フェスに行っていません。

そこで、子どもの公園遊びに付き合うがてら音楽を流したらフェスっぽくなるんじゃないかという実験のために、JBL CLIP4というアウトドアスピーカーを買って使っています。

今回は、このJBL CLIP4を買って、実際につかってみた感想をレビューします。結論としては必要充分。迷惑になるレベルのパリピじゃなければこれが最適解と思える機能を持っていました。

こんな人にオススメの記事です!
・外で音楽が聴きたい
・バーベキューなど、アウトドアでBGMが欲しい
・半身浴とかで長時間お風呂にいる時に音楽が欲しい

目次

商品の紹介

商品スペック

名前→JBL CLIP4
大きさ→86.3 x 134.5 x 46(mm)
重さ→約239g
音量→5W
Bluetooth規格→SBC
その他→防水機能、クリップ付き

このスピーカーの特徴をざっくりと説明すると、

持ち運び可能で防水機能が備わったワイヤレススピーカー

といったところでしょうか。実際に、公式サイトでも防水・持ち運び便利な重さとサイズ感ながら高音質で音楽が楽しめることがウリになっているみたいです。

ポータブル、防水設計のクールなデザイン。フレッシュで鮮やかなデザインのJBL Clip 4は、驚くほど奥行きのあるJBLならではのサウンドを超コンパクトなパッケージでお届け。独特な楕円形設計は手のひらに収める。カラフルな素材に、ストリートファッションにインスパイアされた存在感を放つディテールをあしらいました。あなたのスタイルにもきっとマッチします。バッグ、ベルト、バックルに簡単に取り付け可能なカラビナを装備し、お気に入りの曲をどこへでも持ち運べます。防水、防塵設計で最大約10時間再生可能。頑丈な作りで持ち運ぶ場所を選びません。

引用→JBL公式サイト

購入に至った経緯

どうせ外に行くなら音楽が聴きたい

前回紹介したポップアップテントを購入してから、公園遊びが急に楽しくなりました。子どもが遊んで、疲れたらテントで休憩して、そうして滞在時間が長くなった結果、僕は暇になりました。

何かないか

そこで思い出したのが音楽。僕、結婚前はめっちゃライブに行ってて、年間60本くらい見に行っていました。もちろんフェスにも年3回は行っていたはず。公園で自分だけのフェスをすれば良いんじゃないかと思ってアウトドアスピーカーを探し始めました。

買う時の4つの決め手

僕がアウトドアスピーカーを使う時に重要だと感じたのはこの4点でした。

・モノラルスピーカー
・公園ユーザーの迷惑にならないボリュームが出ればOK
・ヤンチャに思われたくなければ重低音を求めない
・防水は急な雨でも耐えれればOK
・公園の中でも持ち運べる形がベスト

スピーカーはモノラル

まずはなんといっても音質。自宅用スピーカーと違って決まった場所で音楽を聞きません。また、公園は反響するものがないのも特徴。

そんな時は、ステレオだとむしろ自分とスピーカーのポジション次第では音のバランスが悪く聞こえることの方が多いです。だからあえてのモノラルスピーカー。実は、店舗BGMのように大勢の人がいろんな場所で聞こえる音はモノラルスピーカーが多いんですよ。

音質と音量

子どもづれ、犬のお散歩、ジョギングなど公園には多くの人が行き交います。自分の好きのために、他の迷惑になってはいけません。なので、音量は自分とその周りが少し楽しめるくらいあれば充分。ただ、今後友達と遊びに行ったりしてそこそこの音量を出してもいい時用に、いざとなればボリュームが取れるようなパワーは欲しいです。

音質は重低音はそこまで必要ではありません。重低音ってかなり響くし、やんちゃな人ならともかく、パリピ感が漂って近所の公園でするものではないと思います。

防水性

防水はそこまで重要視していません。雨が降ってるとそもそも公園には行きません。突然のゲリラ豪雨で急遽帰る準備をするときに壊れない程度の防水性があれば大丈夫でしょう。

持ち運び性

自転車で行くことが多い公園。重いと持って行きたくなくなります。また、公園の中は子どもに付き添って歩き回るので常にスピーカーを持ち歩かないと一人フェスは成立しません。そこで、小さくて持ち歩ける形状のものが大事でした。

他の候補はコチラ

これらの条件から、僕が選んだのがJBLのCLIP4。これを買うまでに候補になったスピーカーを紹介します。

SONY ワイヤレスポータブルスピーカーSRS-XB23

まず最初に見たのはSONY。無線タイプのイヤホンとヘッドホンはSONYのものを使っていることもあって、信頼できるブランドだったのでチェックしました。

アウトドアで使うことを前提にしているので、使い勝手は最高だと思います。spotifyなどの音源を高音質化するDSEEという独自機能を持っているほか、全方位スピーカーと呼ばれる360度方向に音を出す形状で、どこにいても良い音が聞ける。JBL CLIP4にはない機能はかなり羨ましい。
欠点も特にありませんが、JBLにはついているクリップがこちらには無かったことと価格がJBL CLIP4の倍以上することから買いませんでした。

家族や友達とのバーベキューやキャンプのように、屋外で決まった場所からあまり動かない場合は、機能性が高いSONY製をお勧めします。

Libratone ワイヤレス ポータブル スピーカー ZIPP 2

デンマークのコペンハーゲンに本社を構える2009年創業の音響ブランドリブラトーン。日本ではまだあまり馴染みないですが、その音質はなかなか本格的。一度梅田の蔦屋書店で試聴してからずっと気になっていました。

こちらもSONYのものと同じ全方位スピーカーで、重低音から高音まで音の再現性が高いのが特徴です。
北欧らしい圧倒的デザインに加えて、amazon alexaが搭載されていてるなど自宅での使用をメインにたまに外に持っていくといった使い方がメインになるでしょう。

前からこれ欲しかったんで買いたいと思っていたんですが、価格にビビったのと、自宅にあるスピーカーがまだ使えていたので、断念しました。白色を外に持っていったら汚れが目立ちそうですしね。

自宅で使うことがメイン。たまに家から持ち出す人なら有りかもしれません。ただ、公園で使うとなるとやめた方が良いかも。

実際に使ってみた

使い方

ボタンは5つ。

・電源
・Bluetooth設定
・ボリュームアップ
・ボリュームダウン
・再生/一時停止

電源を入れるとトゥクトゥンと音が鳴ります。Bluetoothボタンを長押しして接続する端末とペアリングをすればすぐに使用可能です。基本的には端末側で操作をするのでスピーカーのボタンを押すことはあまりありません。

使ってみて

動き回る時に流すBGM再生用スピーカーとして最適

子どもと一緒に公園内を歩き回るのに最適です。カラビナが付いていて、僕はサコッシュにカラビナを引っ掛けて手ぶらで歩き回っています。スピーカーとしては非常に軽量で、重たいと感じることはあまりありません。

サコッシュに付けたまま自転車にも乗ってみましたが、これが良い。自転車はイヤホン禁止で、サイクリングしながら音楽を聞きたい人にも向いています。

屋外で音楽を聴くときは音量には注意しましょう。家族で人のいない公園で実験しましたが、思っている以上に周りに聴こえています。また、自転車で使う場合は周りの音が聞こえないボリュームにしてしまうと大変危険だし、周りに超絶迷惑な音量のはず。絶対にやめましょう。

IP67相当の防塵防水使用で屋外使用でも安心

IP67という防塵防水規格だそうです。調べてみると、このIPというのは国際規格だそう。

防塵レベルは6段階中最高の6(粉塵が中に入らない)
防水レベルは8段階中上から2番目の7(一時的に一定水圧の条件に水没しても内部に浸水することがない)

圧倒的ですよね。海に持っていっても大丈夫なほど完全にオーバースペック。子どもと水遊びをしたり、突然のゲリラ豪雨でも心配することが全くありません。実際に水をぶっかけてみましたが問題なく動きました。

音量・音質は5wとは思えないクオリティ

めっちゃ音量大きいです。iPhone SE2020と繋げて使いましたが、ボリューム半分でも余裕でした。地面に置いて使うことを想定していないのか、サコッシュにぶら下げていても低音もしっかりと鳴っていて、むしろ低音が大きいと感じるほど。

このサイズ感と値段を考えると屋外用スピーカーの進化はすごいとただただ感じました。

子どものBGMに即座に対応できるようになった

これは公園で子どもと使う時限定なのかもしれません。子どもはお歌が大好きで、こども園で習ったお歌からSTUTSの曲まで突然リクエストしてきます。しかも、親の歌声ではなくしっかりと曲を聞きたい時もあるんです。そんな時に役立つのがこのスピーカー。子どもでも聞こえるボリュームで流せるのは助かります。

家の中でも使える

家の中でも使えます。サコッシュにスピーカーをかけて、家事をしながら常に近くに音楽がある環境です。イヤホンと違って遮音性能がないので家族の声は聞こえるし、インターホンの音だって聞こえます。偶然にも音楽がいつでも聴ける環境が整ってしまいました。

USB-Cで充電、しかも10時間連続再生!

マイクロUSBではありません。これが結構ありがたいポイントです。10時間連続再生で充電するのをついつい忘れてしまうことがありました。そんな時も安心です。万が一充電するのを忘れていたとしても、USB-Cのケーブルとモバイルバッテリーは外出時はほとんど持ち歩いているので充電も簡単。

家で使うマイクロUSB端子はkindle paper whiteのみです。キンドルは家の中でしか使わないので、持ち歩きのためにマイクロUSBを追加しなくてよかったのは嬉しいですね。

イマイチなところ

音の広がりは狭め

音の広がりはあまりありません。この辺りは全方位スピーカーの方が優位ですね。大人数でバーベキューするような環境だと全方位スピーカーの方が良いと思います。

低音が強すぎる

床に置いた時の低音が強すぎます。迫力が出るのかもしれませんが、そこまで低音が強いと全体の音像が破綻してしまっているように感じました。どこかにぶら下げたり、床との接地面を狭くすれば低音は落ち着きます。コンパクトスピーカーは低音が出ないものが多いので、強調するのもわかりますが、強すぎるのもなんだかなとは正直なところ。

僕はどこかにぶら下げる使い方をオススメします。

まとめ

アウトドアスピーカーは音質よりも使いやすさを重視して正解でした。結果的には音質もそこまで気にするほど悪いわけもなく、全天候型で使えるのは本当にありがたいですね。

公園に行ったり、家事の最中に聞いたり。音楽との距離が随分と近くに感じられるようになりました。

音楽のサブスクが一般的になって、高音質でじっくりからそこそこの音質でも手軽に聴くようになった現在。
そんな現在の音楽の聴き方に最適なスピーカーに出会えたような気がします。

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