[レビュー]ミニマリストにおすすめの腕時計[10:10 by nendo draftsman]はアレンジ次第でオンオフ使える一本|僕らの日用品

スマホの登場で影が薄くなった腕時計。今では時計としての機能よりもファッションアイテムとしてみられることが増えたように思います。ビジネスの世界ではいまだにマストアイテムと考えている人も多くおられます。

そんな腕時計、僕はnendoというデザイン事務所がデザインした10:10 by nendo draftsmanという腕時計を使っています。ミニマルなデザインの中に光るさりげない個性が気に入っています。

contents

佐藤オオキさん率いるデザインチーム「nendo」

nendoは日本とイタリアを中心に活躍する日本人デザイナー 佐藤オオキさんのデザイン事務所。ローソンのプライベートブランドのデザインも手がけるなど、あなたの暮らしの中で必ずと言っていいほど彼らのデザインを目にしているはずです。

プロダクトはモノトーン基調が多いのが特徴。オシャレにするために機能を犠牲にせず、モノの機能をいろんな角度で見つめ直して、使い勝手からデザインを考えられた製品が多いです。

「おしゃれに見せる」というよりもむしろ「モノの機能性に注目する」という部分だと思っています。

10:10 BY NENDO draftsmanの基本性能

駆動方式はクオーツ。安いモデルによくあるものですが、僕はクオーツでイヤだと思ったことがありません。正確に動いてカジュアルに使えるのはむしろメリットに感じています。

サイズは35mmで一般的な腕時計と比べると少し小さく感じるのかもしれません。

風防(ガラス面)に直接プリントされた目盛りがかっこいい

影が文字盤に浮き出る個性

この時計はもモチーフは製図用具(特に定規)。この時計の大きな特徴の一つがガラス面に刻印された目盛り。使ってみると、文字盤にはうっすら影が写り込みます。

この姿はとても美しく、多くの時計とは違うこの時計ならではの特徴。シンプルの中の細かいディテールにこだわりとオリジナリティを感じます。

5分おきに目盛りが長く、ぱっと見の視認性が高い

定規といえば1cmごとに目盛りが長いのが特徴ですよね。この時計も同じように5分おきに目盛りが長くなっています。

外観を大きく左右する文字盤のレイアウトはオシャレなだけではありません。ぱっと時間を確認しやすくしています。

時計をじっくりとみることは日常生活ではあまりありません。使い勝手にとことん配慮されているのがよくわかります。

斜めに配置されたリューズ

時計の針を合わせるリューズと呼ばれるパーツ。ほとんどの時計は3時の位置に設けられています。僕はこのリューズが苦手で、手の甲に当たってお肌が赤くなってしまいます。

ところがこの腕時計、リューズが2時の位置にある少し変わったデザインを採用しています。このデザインのおかげで、手の甲にリューズが食い込むことがありません。

デザインでも大きな特徴に。

2時の位置にリューズを配置したことで他の腕時計とは違う存在感を放っています。

10:10という名前の由来は「時計が最も美しく見える時間は10時10分」ということから。10分の位置にリューズが用意されているのも理由の1つと言えるでしょう。

本体とベルトの付け替えが簡単

文字盤左上と右下のレバーをスライドさせるだけで外れる仕組み

ベルトのレザーが痛んだりサイズを変えたいとき、一般的な腕時計は専門の工具を使って交換をします。これが面倒でそのまま使っている人も多いのではないでしょうか。

このドラフツマンはベルトの取り替えも簡単。本体裏側にあるレバーをスライドさせるとスッと取り外せます。

本体とベルトの組み合わせが豊富

ドラフツマンのサイズは全て35mmで、配色が異なる3つの種類があります。

モデルフレーム(本体)文字盤文字
001シルバー(つや消し)ホワイトブラックブラック
002ブラックホワイトブラックブラック
003ブロンズネイビーホワイトブラック
限定モデルシルバー(つや有り)ホワイトブラックブルー

ストラップは全部で9種類

複数本のストラップを用意して、気分やコーディネートに合わせて付け替えを楽しむのも良いですね。種類も豊富で、合計9タイプを用意。

  • 4色展開のレザー
  • 3色展開のナイロン
  • 2色展開のメッシュ。

Apple watchのような奇抜なものはありません。そのかわりどれを選んでもしっくりくるラインナップで安心して買い足せます。

僕が買ったのは限定モデルのミラーホワイト

僕が買ったのは、通常ラインとは違うミラーホワイトという限定モデル。通常ラインと違って、ホワイトのシリコンベルトが装着されたモデルです。

本体は

本体は、通常ラインと違って光沢仕上げを採用。3針(短針・長針・秒針)ともメタリックブルーで爽やかな印象を与えます。

本体の幅は35mmで手首の太い人には若干小ぶりかも。僕は手首が細いのでちょうどよい感じですが、気になる人は一度店舗で確認したほうが良さそうです。

付属のホワイトシリコンベルトが最大のポイント。ナイロンとは明らかいに違う抜け感は、休日をシンプルに暮らすにはうってつけといえます。

装着感も良くて、レザーベルトと違って雑に扱っても気を使わなくても大丈夫。腕周りの白がちらっと見えた時に清潔感を与える効果もありま丁度よいアクセントになります。

また、無彩色で色合わせも不要。フォーマルな場面以外はどの服装でも合わせられそうです。

僕の使い方

garminのvivosmart4と合わせて

ストラップの付け替えが簡単なこともあって、シチュエーションに合わせてカジュアルに使い分けられます。僕の使い方はこんな感じ。

  • ホワイトのシリコンベルト:カジュアルなファッションやプライベートで使うとき
  • シルバーのメッシュベルト:スーツやジャケパンスタイルのファッション

オンでもオフでも、気分に合わせておしゃれを楽しんでいます。シリコンベルトも使い勝手がよくて、ビジネスファッションなら意外に合わせられます。もちろん営業さんには厳しいときもあるので、一日中オフィスにいる日に使うのがよいでしょう。

まとめ

まとめ

買ってとてもよかったです。使いはじめて1年以上が経ちましたが、他の人とカブることはありませんでした。有名ではないからなのか、モデル違いすら見たことがありません。

パッとみた感じは普通の時計だけど、よく見たら違いを感じる。このさりげなさが僕のお気に入り。

ミニマルデザインが好きな人へのプレゼントにも向いています。デザイン好きなら佐藤オオキさんを知らない人はいないので、ぜひ候補に入れてみてください。

コメント

コメントする

contents
閉じる